耐熱性試験は、「アクアロード」の適用温度環境を0℃～30℃の範囲で行い、実用上で十分な圧縮応力特性を維持していることを確認しています。
なお、0℃以下になる地域に適用する場合には、断熱対策が必要となります。また、覆土厚さは0.6mとし、30℃を超えない環境下での使用を前提としています。

耐薬品性試験の結果、「アクアロード」は一般的な環境化では酸、アルカリ等に浸されても強度の劣化はほとんど見られず、薬品に対する長期安定性を確認しています。
なお、燃料用油などに浸されると強度の劣化が認められるので、有機溶剤に対する注意は必要となります。

耐候性試験では、太陽光1年程度に相当する1,000時間の促進暴露を行い、ほとんど劣化しないことが確認されました。実用上におきましては、土中に埋設される「アクアロード」が長期間太陽光にさらされることはあり得ないことから、実用上は問題がないと判断できます。