「アクアロード」は道路下で長期に使えるほか、さまざまな特長を持っています
近年多発する局所的で急激な集中豪雨<ゲリラ豪雨>による道路の冠水対策として、「アクアロード」は、道路地下空間を有効に利用することが可能です。道路地下に適用可能な樹脂製貯留浸透槽の構造部材として土木系材料・製品・技術および道路保全技術において、実構造物による舗装走行試験で道路地下に、適用可能であることが証明されました。
建設技術審査証明で認定された特長
強度特性/クリープ特性大型車両にも対応可能
車道下に適用可能な強度、変形性能を有し、交通荷重等の繰り返し荷重に対し、長期的に安定した材料であることが確認されています。
また、長期荷重でもクリープ変形が小さい特性があります。
複数の台形状の山を組み合わせた立体形状と、リブを組み合わせて強度を上げた構造で、大型車両(25tトレーラー・10tダンプ)の走行を想定したT 荷重に対応しています。

構造特性車両通行道路地下に適用可能
車両が往来する道路下に、構造部材として安心して使用できます。
(設計CBR*値3% の路床としての構造特性があります)
※CBR(California Bearing Ratio) は地盤試験のひとつで、CBR 値は路盤材料を評価するための指標となります。

耐久性熱、薬品、天候に対する長期安定性
貯留・浸透機能空隙率が92%以上
施工性連結部材なし、人力で組み上げ可能
部材が軽量のため敷設作業が容易であり、従来工法に比べ施工性に優れています。
また、嵌合部材を使わず組み上げるだけの簡単な施工のため、急速施工が可能です。
「アクアロード」の製品形態は、フルサイズの他、ハーフサイズ、クォーターサイズをご用意しています。必要に応じて、現場にて上記サイズにカットしてご使用いただくことも可能です。

維持管理性堆積物を容易に除去可能
積水化成品内で確認した特長
安定性千鳥配置の連結で構造物を一体化
「「アクアロード」の部材を90度回転させながら、千鳥配置に積み重ねていくことにより、部材が連結しあい安定性に優れた構造物にすることができます。
部材同士が連結することで、水平荷重に強い構造体になるため、地下埋設時に偏土圧が作用しても安定しています。

運搬性高い収納効率
移送・保管時は方向を合わせて積み重ねる(スタッキング)ことにより、コンパクトに収納できるため、運搬車両を減らし輸送コストをおさえることができます。また、保管スペースも小さくすることができます。
